不動産業のDM発送のテンプレート・例文を紹介
「不動産の購入・売却を検討する顧客にDMを発送したい」
「DM発送の反響率が上がらない」
DM発送を実施する上で、上記のようなお悩みはないでしょうか?
本記事では、不動産業のご担当者様へ向けて、不動産業のDM発送のテンプレート・例文を紹介を解説しています。
記事の目次
不動産業のDM発送をする前にターゲットを整理しよう
不動産業のDM発送では、ターゲットの整理が欠かせません。
まず、不動産購入を検討している層と、不動産売却を検討している層の2つにセグメント化します。
次に、各セグメントごとに、潜在顧客、見込み客、優良顧客、休眠顧客と4つのカテゴリーに区分します。
この際、過去の取引実績や店舗来店状況などを確認し、DMの作成目的に応じてセグメントを明確化することが重要です。
例えば、潜在顧客へは認知を目的としたDMを作成し、見込み客には割引キャンペーンや新プラン案内を送付します。
各顧客の特徴を詳しくみていきましょう。
潜在顧客
潜在顧客は、現在は不動産の購入や検討をしていないが、将来的に可能性がある顧客群です。
潜在顧客は不動産市場に対して基本的な関心を持っていますが、まだ具体的な行動には移していません。
例えば、家族構成の変化や仕事の転勤など、ライフステージの変化により、不動産への関心が高まる可能性があります。
見込み客
見込み客は、不動産の購入や利用に具体的な関心を持ち、情報収集を行っている顧客です。
見込み客は市場の動向や価格帯に精通しており、不動産購入の意思が比較的高いと言えます。
例えば、物件の見学や資料請求を行った顧客が該当します。
DMは、彼らに対して特定の物件や条件にマッチした情報を提供し、購入の決断を促すために有効です。
優良顧客
優良顧客は、過去に不動産の購入や利用経験があり、満足度が高い顧客群です。
優良顧客は既に不動産会社との信頼関係を築いており、リピートや紹介の可能性が高いです。
例えば、以前に購入した物件に関するアフターサービスや、新しい投資案件の提案が彼らにとって有益な情報となります。
DMは、優良顧客に対するフォローアップや新しいサービスの案内に役立ちます。
休眠顧客
休眠顧客は、過去に不動産の購入サービスなどの利用経験があるものの、現在は活動が停滞している顧客です。
休眠顧客は過去には関心があったものの、何らかの理由で現在は市場から離れています。
例えば、経済的な事情やライフスタイルの変化がその理由であることが多いです。
DMは、休眠顧客を再度市場に引き戻すための刺激となり得ます。
再度関心を持たせるための特別なオファーや市場情報の提供が有効です。
不動産業のDMテンプレート・例文【購入編】
不動産の購入を検討する方に向けたDMテンプレート・例文をターゲット別に紹介します。
潜在顧客
○○不動産からのご案内です。住宅ローン減税で購入コストが最大300万円オフになる絶好のタイミングです。当社では政府の助成制度も利用した、さらなる割安プランをご用意しています。詳しくはチラシをご覧ください。 |
潜在顧客は過去の取引がない新規のお客様です。
存在自体を知らせることが第一目的となります。
そのため、割安感を意識した文言を使い、コスト面のメリットを具体的に提示することが大切です。
簡潔な文章で興味を引き、チラシやWebサイトへの誘導を心がけましょう。
見込み客
○○様、以前ご説明したフラット35を利用したマンションの最新情報です。先日の来店時にもお話ししたとおり、当物件は現在70万円引きのキャンペーンを実施中です。この機会にぜひ再度ご検討いただけませんでしょうか。 |
見込み客は最近興味を示しているものの、まだ契約には至っていません。
そのため、以前に提示した内容の追加情報や、割引キャンペーンなどの新たなメリットを提示することで、動機づけとなります。
また、個別のお名前で送るなどフォロー意識を示すことも大切です。
優良顧客
いつもご愛顧いただき、心から感謝しています。○○様とのこれまでのご縁に深く感謝し、今後とも末永いお付き合いを願っております。
不動産は人生の重要な決断の一つであり、○○様が過去に私たちと共に選ばれた物件に満足していることを願っています。将来的に新たな不動産の売却をご検討される際は、いつでもお気軽にご相談ください。 また、お知り合いで不動産に関心をお持ちの方がいらっしゃれば、私たちを紹介していただけると幸いです。お客様のご紹介には感謝の気持ちを込めた特典もご用意しております。 |
優良顧客への不動産DMは、強い売り込みを避け、長期的な関係構築に重点を置く必要があります。
また、現在の顧客からの紹介を奨励し、それに対する特典を提案することで、新たなビジネス機会を作るのも有効です。
休眠顧客
○○様へ、3年前に仲介したマンションで大規模な特別修繕工事を実施することになりました。資料を同封しますので、詳細をご確認ください。当社も管理組合と連携し、スムーズに工事が進むようフォローさせていただきます。ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。 |
休眠顧客へは久しぶりの接点を大切にし、所有物件に関わる新情報や事業を通知することで関係再構築に努めることが必要です。
管理内容を丁寧に説明し、相談窓口も併せて示すことで信頼回復につなげることがポイントです。
不動産業のDMテンプレート・例文【売却編】
不動産の売却を検討する方に向けたDMテンプレート・例文をターゲット別に紹介します。
潜在顧客
ご多忙の折、このメールをお読みいただき感謝いたします。不動産売却をご検討中ではないでしょうか?弊社では、お客様の貴重な資産である不動産を最適な条件で売却できるようサポートいたします。
市場動向の分析から価格設定、広告戦略まで、専門知識に基づいた総合的なサービスを提供しています。また、手続きの煩雑さを軽減し、スムーズな売却を実現するためのサポート体制も整えております。 あなたの大切な不動産を最良の条件で売却するため、ぜひ私たちにご相談ください。貴重な資産の価値を最大化するお手伝いをさせていただきます。 |
潜在顧客へのDMでは、存在やサービスを知ってもらうことが第一目的です。
不動産を売却を検討している潜在顧客へのDMでは、信頼性と専門性をアピールし、相手の関心を引く内容が重要です。
見込み客
○○様、先日はお忙しい中、当社で中古マンション相談にご来店いただきありがとうございました。ご要望を反映した売却プランを作成しましたので同封いたします。また追加で質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。 |
見込み客へは前回来店時のアポイントを意識したうえで、要望に沿った新たなプランを提供することが重要です。
丁寧で迅速な対応をアピールし、信頼を高めることが契約獲得につながります。
優良顧客
この度は当社にて不動産の売却をスムーズに進めていただき、誠にありがとうございました。今後の生活設計に役立てていただければ幸いです。当社ではお客様のライフステージに合わせたサポートをモットーとしておりますので、これからも○○様の相談相手としてご利用いただければと考えております。 |
すでに不動産を売却した優良顧客に対して、今後の良好な関係を継続するためのDMが有効です。
長文にならない範囲で関係維持をアピールしましょう。
休眠顧客
○○様、その後、不動産の売却の状況はいかがでございますか? この度資産運用も視野に入れた不動産売却サービスを開始いたしました。○○様にもぜひ本サービスを活用していただきたくご案内申し上げます。詳細につきましては添付のパンフレットをご高覧いただけますと幸いです。 |
休眠顧客へのDMでは新規サービスなどを通知することで関係再構築を図ることが大切です。
資産運用など、顧客にとってメリットになる内容を提示することも重要でしょう。
まとめ
不動産業のDMでは、潜在顧客、見込み客、優良顧客、休眠顧客などのターゲット別の発送が重要です。
本記事を参考にターゲットにあったDMを発送しましょう。
不動産業のDM発送は、是非「東海配布」をご利用ください。
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