- 2022年12月12日
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DMのサイズの種類と選び方
DMを使って告知をしようと考えると、「サイズ選び」は避けては通れません。実際にDMを作るとなると、どんなサイズがベストなのか、迷ってしまう方も多いでしょう。そこでこの記事では、「DMのサイズの解説」と「正しい選び方」を掘り下げてお伝えしていきます!
DMのサイズの概要
まずはDMのサイズはどのようなものがあるのか、解説していきます。ハガキと封筒の2種類に分けて、お伝えしていきます。
DMに使用される主なハガキのサイズ
DMで使用されるハガキは、主に以下の3つのサイズが多いです。
①定形はがき
長辺14.8cm×短辺10cm
最もサイズが小さく、コストも安いのが定型ハガキ。サイズが小さい分、記載できる内容も少ないです。質量が軽く持ち運びに便利なので、クーポン券を含んだDMなどに活用されるケースも多いです。
②A5はがき
長辺21cm×短辺14.8cm
定型ハガキよりも大きく、A4はがきよりも小さいため、コストとボリュームの両方を重視したい時におすすめ。定型ハガキだと小さすぎるけれど、A4はがきだとコストがかさんでしまうという懸念があれば、A5はがきを選びましょう。
③A4はがき
長辺29.7cm×短辺21cm
かなり大きなサイズのハガキで、目立ちやすいのが特徴。情報量が多い時や、他のハガキや封筒に埋もれないようにしたいときは、A4ハガキがおすすめです。サイズが大きい分だけ、コストもかかってしまいます。
DMに使用される主な封筒のサイズ
DMに使用される封筒は、以下のサイズが多くなっています。封筒はハガキよりも入れられる情報量が多い一方、コストは高くなることが多いです。
A4サイズ
最もオーソドックスなサイズであるため、様々なデザインのテンプレートが用意されていまし、料金も比較的安い傾向にあります。
長形3型
A4サイズのものも三つ折りで入れられるのが、長形3型。定型内であるため、25g以内であれば84円、50g以内であれば94円となります。
封筒とハガキの特徴の違い
サイズを選ぶ前に、まずは封筒かハガキかを選ぶところから始まります。「目的」と「料金」の2点から判断しましょう。
目的で選ぶ
ハガキは封筒と違い、目に触れる可能性がとても高いことが特徴です。とにかく読んでもらえれば、それだけで目的が達成される場合は、迷わずハガキを選びましょう。しかしプライバシーを含む内容が記載しづらい点や、サンプルなどを同封できない点など、戦略の幅が狭いのがデメリットです。
封筒は開封されずに捨てられてしまうリスクがあり、大きなデメリットです。一方、封筒の形やデザインにオリジナリティ性を入れ、インパクトを与えるなど、様々な戦略を立てられます。興味を持ってもらったうえで開封してもらえれば、コンバージョンにつながる率も高くなるでしょう。
料金で選ぶ
ハガキと比較すると封筒は、料金が高くなる傾向にあります。DMの制作を外注する場合は、封筒代・印刷代・送料、封入のための人件費などが発生します。使用できるコストに余裕がある場合は、封筒を選ぶのも良いでしょう。
ハガキは封筒と比較するとサイズが小さく、軽いため送料が安いです。印刷して送付するだけであるため、人件費もかかりませんし、基本的にはインクの量もハガキの方が少ないです。コストを最優先するのであれば、ハガキがベストチョイスといえるでしょう。
ハガキや封筒のサイズの選び方
DMの送付において、「必ずしもこのサイズを選ばなければいけない」といった決まりはもちろんなく、サイズや形は自由です。サイズを選ぶ際には、「インパクト」、「ボリューム」、そして「コスト」の3つが重要になります。
インパクト
インパクトの面から考えるのであれば、サイズが大きいほどに、与える印象は強くなります。文字サイズが大きくなるため、すぐに目に入ってくるという点が、大きな要因です。A4サイズであれば、他のハガキや封筒と一緒に重なっていても、印象に残りやすいでしょう。
応用的なテクニックとしては、ハガキの形を丸やハート、星型などにするのも効果的です。封筒であれば、開封者に複数個所から開封場所を選ばせるようなユニークなデザインや、サンプルを目立つように同封するなど、目立たせるための様々な戦略が考えられます。
ボリューム
発信したい情報のボリュームが多い場合は、当然ですがハガキや封筒のサイズも大きくしなければいけません。小さなハガキに多くの文字が記載されていると、とても読みづらいですし、目立ちづらいです。サイズは小さいままで、文字数を多くしたい場合は、冊子型にして封筒に同封する方法もあります。
コスト
ハガキや封筒のサイズが大きくなればそれだけ、コストも高くなります。小さいハガキのDMが最もコストが安く、気軽に送付することができます。もちろん安ければ安いほど良いわけではなく、コストとパフォーマンスの両面から、最も効果的なサイズを選びましょう。
DMのサイズの種類と選び方まとめ
DMはハガキと封筒の2種類がメインで、その中でもそれぞれサイズが分かれます。サイズによって記載できる文字数やインパクト、コストなども大きく異なります。DMを送る目的や予算によって、最適なサイズを選ぶようにしましょう。